パルマスの街を出て、砂埃の舞い上がる未舗装の道を進んだ。「土地なき民の運動」で、土地を与えられた男の家に立ち寄った。男は、四十過ぎだというが、強い太陽に照らされた肌には深い皺が刻まれ、年齢相応には見えなかった。彼は、近くの山でトルマリンを拾い売ることで生計を立てている。
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