週刊田崎

田崎 健太 Kenta Tazakimail

1968年3月13日京都市生まれ。早稲田大学法学部卒業後、小学館に入社。『週刊ポスト』編集部などを経て、1999年末に退社。サッカー、ハンドボール、野球などスポーツを中心にノンフィクションを手がける。 著書に『cuba ユーウツな楽園』 (アミューズブックス)、『此処ではない何処かへ 広山望の挑戦』 (幻冬舎)、『ジーコジャパン11のブラジル流方程式』 (講談社プラスα文庫)、『W杯ビジネス30年戦争』 (新潮社)、『楽天が巨人に勝つ日−スポーツビジネス下克上−』 (学研新書)、『W杯に群がる男たち―巨大サッカービジネスの闇―』(新潮文庫)、『辺境遊記』(絵・下田昌克 英治出版)。 早稲田大学非常勤講師として『スポーツジャーナリズム論』を担当。早稲田大学スポーツ産業研究所 客員研究員。日本体育協会発行『SPORTS JUST』編集委員。創作集団『(株)Son-God-Cool』代表取締役社長。愛車は、カワサキZ1。

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200908

2009年8月24日

少し前になるが、自転車での事務所に来る途中、サンミュージックを通るので、報道陣を見かけた。
酒井法子の夫、高相容疑者は、職務質問をされて引っかかったという。
ある時まで、職務質問をされる人間が本当にいると信じられなかった。
ぼくは渋谷の駅前で自衛隊に勧誘されたことはあるが、職質されたことはない。
ある時、夜中に明治通りを自転車で走っていると、チェーンが外れた。
ワイヤーが伸びているのか、ギアが入りにくくなっていたのだ。歩道で自転車を倒してギアを触っているとパトカーが止まった。警官は「念のため」と言いながら無線で、自転車の番号を確認したが、「気をつけて帰ってね」と終始親切だった。当然、職務質問をされることはなかった。
絵描きのS君に「もしかして職質されたことがある」と聞いたことがある。
するとS君は「あるよ〜」と軽く答えたので、驚いた。
職質はしょっちゅうで、新宿の地下街を歩いていた時には、一キロ弱を歩く間に、三度ほど止められたという…。

ともかくぼくはこの夏、ずっと東京で原稿を書く毎日が続いている。

ツバル

書き下ろしの単行本は、ツバルの章を書き始めている。発売は来年二月になりそうだ。

2009年8月14日

8月も半分が過ぎようとしている。
予定ではもっと原稿が進んでいるはずだったので、かなり焦っている。
絵描きの下田昌克と「週刊ポスト」のグラビアで不定期連載していた記事を単行本にすることが決まった。版元は英治出版という、新しい出版社である。
連載の時は、原稿量が少なく、本当に一部を切り取ることしかできなかった。歴史、人々の話など、元々書きたかったことが、ようやく原稿にできる。
ただ、旅の原稿は難しい。
行った時の空気を呼び戻してから書く必要がある。だから、なかなか進まなくて苦労しているのだ。 タイトル、発売時期が決定すれば、ここに書くつもりである。

小笠原

キューバから原稿を初めて、リオ、そして今、小笠原の原稿に取りかかっている。小笠原に行ってから、もうすぐに二年が経とうとしている。

2009年8月10日

ここの処、短期集中の新聞連載などがあり、仕事場に籠もって原稿を書いている。
大学生ぐらいから二十年ほど、三、四時まで仕事をして昼前に起きるという、ある意味規則正しい「夜型」の生活を送ってきた。原稿が溜まってくると、眠る時間がどんどん後ろにずれてしまう。
最近は、夜明けを仕事場で迎えることがしばしばである。

東京